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Menicon Miru 栄店涙のお話

2020.10.26

皆さんこんにちは~。(^^♪
いつも栄店のブログをご覧いただきありがとうございます。
このところ一気に気温が下がってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

さて、今回は「涙」のお話をしてみようと思います。

黒目と白目の表面を覆う涙。
涙はまばたきのたびに分泌が行われ、その分泌量は毎分約1マイクロリットルです。
休むことなく分泌され、黒目の湿潤性の維持、酸素の供給、感染への防御機能、黒目や結膜に必要な物質の供給などの機能があります。
涙が分泌されないと、黒目の表面が乾燥し、結果、黒目の透明性が失われ、失明してしまいます。
それほどまでに涙は重要な役割を担っています。

では、涙の層について、少し詳しく見てみましょう。
涙液層.jpg
ムチンは粘性物質で、角膜と涙液層をくっつける役割を担います。このムチンという成分がないと、涙は目の表面に留まれず流れ落ちてしまいます。
さらにムチンは黒目の表面における涙液の安定性を保ち、組織が傷ついた時にその傷を保護し、修復を促進します。また、黒目表面を潤滑にし、滑らかな球面を形成することで良好な視力を得ることができます。
液層のうち、水分は皆さんも聞いたことがあると思われる涙腺(るいせん)から分泌される涙の主成分です。感染防御、酸素の供給、角結膜への必要物質の供給など涙液の働きの要となる成分です。
油層は涙液層の最上層にあり、涙が黒目の表面から蒸発することを防ぐ働きを持ちます。

これらの涙の成分は、目の周りにある分泌腺から分泌されます。
ストレスなどにより分泌機能が阻害されると、成分バランスが崩れて正常な涙の機能が働かなくなります。
一口にドライアイと言っても、単純に水分の分泌が少なくなっているのではないかもしれません。油層が少なく早く蒸発してしまっているのかもしれません。ムチンが少なく、涙が黒目の表面に留まれなくなっているのかもしれません。
目の周りを温めてやると、各種分泌腺の機能が活性化し、正常な分泌が行われるようになります。
いろいろなサプリメントをご利用になっている方もいらっしゃると思いますが、目を温めることにより血行が改善されサプリメントの有効成分が効率よく目の周りに浸透しやすくなります。

忙しい現代ですが、一日15分ほどゆったりと目を温める機会を持ってみられてはいかがですか?

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