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Menicon Miru 梅田茶屋町店【知っておきたい知識】コンタクトレンズの酸素透過性って何?低いとよくないの?

こんにちは!
阪急大阪梅田駅 茶屋町口から徒歩3分
コンタクトレンズショップのMenicon Miru 梅田茶屋町店です。


本日は、コンタクトレンズを選ぶときによく聞く「酸素透過性」についてお伝えします!


そもそも『酸素透過性』ってなに?



目も呼吸していることをご存じですか?

目(角膜)は、裸眼のときは大気中から酸素をもらっています。
そのため、コンタクトレンズも酸素を通さなければ、目が呼吸困難になってしまいます。

                          ディーケーち
酸素をたくさん通すコンタクトレンズの目安 = Dk値(酸素透過係数)

Dk値はそのレンズ素材がどれだけの酸素を通すかの指標です。
一般的には、数字が大きいほどたくさんの酸素を通すといわれています。

ちなみに、Dk/t(ディーケーオーバーティー)という言葉もあり、こちらは酸素透過率で、Dk値と数値が変わってくるので、比較するときは要注意です!
Dk/t=Dk値÷レンズの厚みで計算されます。



44_melsuke.png酸素不足になるとどのような影響があるか、次の項目を見るキュ!.png



目の酸素不足が与える影響


『酸素通した方がいいって言うけど、実際どんな影響があるの?』

酸素不足の瞳(角膜)は、細胞の元気がなくなり、さまざまなトラブルを起こしやすい状況になります。

たとえば・・・

1.角膜内皮細胞が減少
長期的な酸素不足になると、角膜内皮細胞の数が減少してしまう恐れがあります。
また、細胞の大きさにバラツキが起こる場合もございます。

スクリーンショット 2025-06-09 114745.jpg


2.血管が黒目に侵入
慢性的な角膜の酸素不足により、もともと血管のない角膜が血液から酸素をとろうとして血管が侵入してくることがあります。
症状が進行すると角膜の濁り、視力障害、失明の危険性があるため注意が必要です。
一度濁った角膜は元には戻りません。

3.目に細菌がつきやすくなる
角膜には微生物が付着しないようにバリヤー機能が働いていますが、酸素透過性の低いコンタクトレンズほど、角膜上皮の細胞が剥離し、菌が付着しやすくなります。

スクリーンショット 2025-06-09 121235.jpg


定期交換タイプだと、酸素透過性が落ちてくる!?



例えば、Dk/tだけで比べると・・・

1DAYメニコン プレミオはDk/tは91

2WEEKメニコン プレミオはDk/tは161


これだけ見ると、『2WEEKメニコン プレミオの方が酸素透過率高いので良い!』
と思ってしまいそうですが、意外とそうでもないかもしれません。

というのも、汚れが溜まっていくと、酸素透過性は落ちてきてしまいますので、
14日経ったコンタクトレンズの酸素透過率は161より低くなってしまいます。

そう考えると、毎日交換できる1DAYメニコン プレミオの方が衛生的かつ、
酸素透過性が高いコンタクトレンズを毎日使っていけるということになります。

定期交換タイプご利用の方も、高い酸素透過性を維持するために、毎日しっかりとしたケアが必要です!

30_melsuke.png

ここで突然ですが、定期交換タイプをご利用の方に質問です。

毎日ケアをしっかりできていますか?

正しいケアについては、下記の記事をご参考ください!




■関連ブログ



酸素透過性低いと悪い?


ここまで見ていると、酸素透過性が低いと不安かと思います。

装用したまま寝てしまったり、使い方を誤ったりしないように注意しましょう。
うたた寝も厳禁です!

今、酸素透過性が低いコンタクトレンズを使用していて、充血などの症状に悩んでいる方は、
酸素透過性が高いコンタクトレンズをお試ししてみてもいいかもしれません。


コンタクトレンズについて、お悩みやご不明点は、ぜひ当店でご相談ください!
店頭やオンライン相談で気軽にお問い合わせくださいね♪

スタッフ一同心よりお待ちしております。


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