Menicon Miru 仙台店【眼科検査のなぞ】その1.気球を見る検査
コンタクトレンズのメーカー直営店
Menicon Miru 仙台店です。
はじめに
眼科で検査を受けたとき、「気球が浮かぶ風景を見てください」と言われたことはありませんか?
あの不思議な検査、実はとても大切な役割を果たしているんです。
今回は、そんな「気球を見る検査」について、どんなことがわかるのか、なぜ気球なのかをわかりやすく解説します!
気球を見る検査の名前は?
この検査は 「オートレフラクトメーター(またはオートレフケラトメーター)」 と呼ばれています。
機械に顔を近づけて、レンズの奥にある気球の絵をじっと見るだけ。
ほんの数秒で終わる簡単な検査ですが、実はとても重要な情報を測定しています。
何がわかるの?
この検査では、以下のような 「屈折異常」 を調べています
●近視(遠くが見えにくい)
●遠視(遠くも近くも見えにくい)
●乱視(ものが二重に見えたり、ぼやけたりする)
さらに、角膜のカーブ(曲率)も測定できるため、メガネやコンタクトレンズの度数を決める際の参考になります。
なぜ「気球」なの?
気球の絵が使われている理由は、自然と遠くを見るように意識させるためです。
人間の目は、遠くを見るときにリラックスした状態になります。
その状態で測定することで、より正確な屈折度がわかるのです。
ちなみに、子ども用の機械では「くまモン」など楽しい絵が使われていることもあります♪
検査の流れは?
①検査機に顔を近づけて、あごを台に乗せます。
②レンズの奥に見える気球の絵をじっと見つめます。
③機械が自動でピントを測定し、数秒で終了!
痛みもなく、とても簡単です。
まとめ:気球の向こうに見えるのは、あなたの目の健康!
「ただ気球を見てるだけ」と思っていた検査が、実は目の状態を正確に把握するための大切なステップだったんですね。
視力に不安がある方はもちろん、定期的なチェックでもこの検査は行われます。
目の健康を守るためにも、ぜひリラックスして受けてみてくださいね。