店舗検索

Menicon Miru 栄店コンタクトの度数、どのくらい上がると"やばい"?

MeniconMiru栄店のブログをご覧いただきありがとうございます。

コンタクトユーザーのお客様とお話をしていると、
「これ以上度数が上がったら使えるレンズなくなりますか?」
「コンタクトの度数の限界はいくつですか?」
といった不安の声を耳にすることがあります。
度数が強くなるにつれて選べるレンズの種類が限られてくるため、不安を感じられる方も多いかと思います。

今回は、コンタクトはどのくらいの度数まで使えるのかという疑問にお答えしながら、実際の製品例や選べる選択肢についても分かりやすくご紹介します。

1.コンタクトの度数とは

度数(ディオプター)は、視力を矯正するための屈折力の強さを数値で示したもので、コンタクトのパッケージには「POWER」「P」と表記されることが多いです。近視度数の場合は「-」、遠視度数の場合は「+」で表され、数字の部分が大きくなるほど強い度数になります。
そのほか、乱視を矯正する「乱視度数(C)」や遠近両用の「加入度数(ADD)」なども視力矯正に必要な度数になります。

2.どのくらいの度数から強い?

近視は、屈折度によって近視の程度が分類されています。

・弱度近視 -3.00D以下の近視
・中等度近視 -3.00D超~-6.00D以下の近視
・強度近視 -6.00D超~-10.00D以下の近視
・最強度近視 -10.00D超~-15.00D以下の近視
・極度近視 -15.00D超の近視

強度近視以上になると、視力矯正だけでなく、眼の健康管理も重要になります、

3.コンタクトの度数はいくつまであるの?

使い捨てタイプのソフトレンズの場合、近視用の一般的な度数範囲は-0.25D~-12.00Dが主流です。
しかし、それ以上の度数に対応した製品も存在します。たとえば、
・メニコン 1DAY/2WEEKメニコン プレミオ:-13.00Dまで
・SEED 1day/2weekpureうるおいプラス:-16.00Dまで

さらに上の度数となると特注レンズになります。
・クーパービジョン バイオフィニティXR:-20.00Dまで
・SEED 2weekpureうるおいプラス(特注):-24.00Dまで

遠視用の場合は+0.25D~+6.00Dまでが一般的な度数範囲となりますが、特注レンズなら2WEEKタイプで+15.00Dまで取り扱いのあるものもあります。

※各製品の製造範囲は今後変更となる可能性があります。
※こちらで示した度数範囲は当店で取り扱いのあるレンズの例になります。

4.乱視がある場合

単純な近視・遠視のみの場合はソフトレンズで対応できる度数も多いですが、強度近視に乱視が加わると度数範囲も狭まり、ソフトレンズでは矯正できない場合があります。
乱視用ソフトレンズの一般的な度数範囲は以下のようなものが多くなります。

・度数範囲:近視度数-10.00D程度まで(乱視度数-0.75/-1.25、乱視角度90°/180°のもの)
・乱視度数:-1.75D、-2.25Dあたりまで

乱視度数のみでいうと、使い捨てのソフトレンズは-1.75、-2.25までのものが多くなりますが、使い捨てではない長期使用タイプのソフトレンズ(メニコンのソフト72トーリックなど)では-2.75Dまで対応可能なものもあります。

強度近視に乱視が加わる場合は、使い捨てソフトレンズでは対応できないケースもあるため、長期使用タイプやハードレンズを検討する必要があります。

5.ソフトレンズが難しい場合はハードレンズがおすすめ

ソフトレンズで視力矯正が難しい場合でも、ハードレンズなら対応できることが多くあります。
ハードレンズは水分を含んでいない硬いレンズで、角膜の涙液上にレンズが浮いた状態になるため、乱視や強度近視に対しても精度の高い矯正が可能です。
装用感には慣れが必要ですが、
・酸素透過性の高さ
・鮮明な見え方
・高度な乱視矯正力
など、ソフトレンズにはない利点もあります。

6.まとめ

コンタクトの度数が上がっても、選べるレンズの種類は変わりますが、視力を快適に保つ方法はたくさんあります。
もし今のコンタクトが合わなくなってきたな、と感じたらぜひ眼科で相談してみてください。

当店のご利用が初めての方は、以下リンクよりご予約可能です!
来店予約|Menicon Miru 栄店

再来店(2回目)以降の方は、Club Meniconアプリからご予約可能です!
Club Meniconアプリの詳細はこちら

ブログ一覧へ戻る

Menicon Miru 栄店 店舗詳細へ戻る