Menicon Miru 福岡天神店災害に備えるコンタクトレンズ/1DAYのストックと予備メガネが必要な理由
いつ起こるか分からない災害への備えとして、水や食料、懐中電灯などを準備されている方は多いと思います。しかし、日常生活でコンタクトレンズやメガネを使用している方にとって、見落とされがちで非常に重要なのが「視力確保」のための備えです。
災害時は物流が停止し、必要な物資がすぐに手に入らない可能性があります。この記事では、災害時にコンタクトレンズユーザーが直面しやすいリスクや、いざという時に備えておきたい「1DAYタイプのコンタクトレンズ」と「予備のメガネ」の準備について解説します。
最終更新日:2026/10/07
執筆:Menicon Miru 福岡天神店ブログ担当
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この記事の要点
- 災害時は物流停止により、コンタクトレンズやケア用品が届かないリスクがある
- 断水などの過酷な環境を考慮すると、ケア不要な「1DAYタイプ」のストックが衛生的
- 目のトラブル時に備え、古い度数のものなど「予備のメガネ」を防災セットに入れておく
災害時の備え、目元への配慮は万全ですか?
自然災害が発生した際、私たちの生活環境は一変します。避難所への移動や、足元の悪い中での活動、さらには周囲の状況や情報の確認など、安全を確保するためには「視力」が欠かせません。
普段当たり前のように見えている景色も、コンタクトレンズやメガネを失うと、途端に大きな不安材料となります。
防災リュックに飲料水や非常食、簡易トイレなどを準備している方は多いですが、ご自身の視力を補正するアイテムが十分に入っているか、定期的に確認されているでしょうか。
コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、いざという時に避難所で簡単に手に入るものではありません。また、度数という個人差が大きいため、他人のものを借りることもできません。
自分専用の備えを、あらかじめ用意しておくことが非常に重要になります。
災害時にコンタクトレンズユーザーが直面するリスク
大規模な災害が発生すると、日常生活では想定していなかったさまざまな問題が起きます。
特にコンタクトレンズを日常的に使用している方にとって、次のような状況は目への大きなリスクとなります。
物流の停止による物資不足
道路の寸断や交通網の混乱により、物流がストップする可能性があります。
手持ちのコンタクトレンズの残りが少なくなり、「新しく注文しよう」と思っても、店舗が営業していなかったり、宅配便が届かなかったりする事態が想定されます。どうしてもコンタクトレンズが必要な場面で、手元にレンズがないという状況に陥りかねません。
断水と衛生環境の悪化
災害時には断水が発生しやすく、石鹸と流水で手を十分に洗うことが難しくなります。
コンタクトレンズを目に入れる際や外す際、不衛生な手でレンズや目に触れることは、眼障害の大きな原因となります。避難所生活などで土埃が舞う環境であれば、さらにリスクは高まります。
ケア用品不足への注意
2WEEKタイプやハードコンタクトレンズを使用している場合、毎日のケア用品が必須です。しかし、重いケア用品を大量に持ち出すのは困難であり、使い切ってしまった場合に追加で入手するのも難しくなります。また、ソフトコンタクトレンズは水道水での洗浄・保存が絶対にできません。
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防災用のストックには「1DAYタイプ」がおすすめ
前述のような過酷な環境を考慮すると、災害用の備えとしてコンタクトレンズを用意するならば、1DAY(1日使い捨て)タイプのコンタクトレンズをストックしておくのが圧倒的におすすめです。
メリット1:ケア用品・水が不要
1DAYタイプは、外した後にそのまま捨てるだけです。重い洗浄液を持ち歩く必要がなく、断水で水が使えない環境でもケアの心配がありません。
メリット2:常に清潔な状態で使える
毎日新しいレンズを開封するため、レンズに汚れが蓄積するのを防げます。手を十分に洗えない避難所などでも、眼障害のリスクを抑えやすくなります。
普段はコストパフォーマンスなどを重視して、2WEEKタイプやマンスリータイプ、ハードコンタクトレンズを使用している方も多いでしょう。
そうした方も、「日常用は2WEEK、非常用の持ち出し袋には1DAYを数日~1週間分入れておく」といった使い分けをしておくと安心です。
ストックのコツ:ローリングストック
コンタクトレンズには使用期限があります。防災袋に入れっぱなしにして期限が切れてしまうのを防ぐため、日常的に少しずつ使いながら新しいものを補充する「ローリングストック」がおすすめです。旅行やスポーツの際に防災用の1DAYを消費し、その分を買い足すようにすると、常に期限内のレンズを備蓄できます。
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予備のメガネも必ず防災セットの中へ
「1DAYコンタクトレンズをストックしているから安心」というわけではありません。災害時は、粉塵が飛んだり、ストレスや疲労が重なったりして、目に異常が生じやすい環境です。
もし目に充血や痛み、ゴロゴロ感が出た場合、コンタクトレンズの装用は直ちに中止しなければなりません。
そのような事態に陥ったとき、唯一の視力確保手段となるのが「メガネ」です。
手元にメガネがなければ、危険な足元を確認して歩くことも、掲示板の支援情報を確認することも難しくなってしまいます。また、前述したように物流が止まり、コンタクトレンズが追加で手に入らなくなった場合の最終的な保険としても機能します。
メガネを複数持っている方の備え方
新しいメガネを作った後、古いメガネを捨てずに保管している方は、その古いメガネを防災セットの中に入れておくことを強くおすすめします。
多少度数が弱くても、災害時の緊急避難や身の回りの安全確認には十分役立ちます。枕元と防災リュックの両方にメガネを配置しておけば、夜間の突然の災害時にも素早く対応できます。
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防災とコンタクトレンズに関するFAQ
Q普段はハードコンタクトレンズを使っていますが、防災用に1DAYタイプを購入できますか?
A.はい、可能です。ただし、コンタクトレンズの種類が異なるため、新たに眼科を受診し、1DAYタイプの検査・処方を受ける必要があります。日常使い用のハードレンズと併せて、眼科医にご相談ください。
Q防災用に入れたコンタクトレンズの使用期限はどれくらいですか?
A.製品や購入時のタイミングによりますが、未開封状態であれば数年単位で設定されていることが多いです。パッケージや外箱に記載されている「EXP(有効期限)」の年月を必ず確認し、期限が切れる前に新しいものと交換してください。
Q避難時にコンタクトレンズを外したくなったらどうすればよいですか?
A.目に異常を感じたり、就寝前には必ずレンズを外す必要があります。断水で手が洗えない場合は、ウェットティッシュ(アルコール不使用のものが望ましい)で汚れを拭き取るなど、できる限り手を清潔にしてから外してください。外した後はメガネを使用します。
まとめ:視力確保は身を守るための第一歩
災害時の備えとして、見落とされがちなコンタクトレンズとメガネについて解説しました。この記事の重要なポイントは次のとおりです。
- 災害時は物流停止により、レンズやケア用品が届かない可能性がある
- 断水などの衛生環境悪化を想定し、ストックはケア不要の「1DAYタイプ」が推奨される
- 目に異常が生じた時やレンズが切れた時のため、必ず「予備のメガネ」を防災セットに入れておく
いざという時に困らないよう、防災の日はもちろん、定期的に防災セットの中身を見直し、ご自身の「目」を守るためのアイテムが不足していないか確認しておきましょう。
防災用のコンタクトレンズ準備について
「普段は別のレンズを使っているけれど、防災用に1DAYタイプの相談をしたい」など、コンタクトレンズの準備について確認したいことがございましたら、当店までお気軽にご相談ください。
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