Menicon Miru 福岡天神店眼圧検査では何がわかるの?
こんにちは!MeniconMiru福岡天神店です。
眼科で「眼圧検査」を受けたことがある方も多いかもしれません。
ぷしゅ!と空気が目に勢いよく当たるので怖い!苦手!と思われる方も多いかと思います。
本記事では、眼圧検査の概要や眼圧が高いとどうなるのかを詳しく解説します。
眼圧検査とは
眼圧検査とは、眼球の内圧を測定する検査です。
眼球は「房水」と呼ばれる液体によって内圧が保たれており、この圧力が高すぎたり低すぎたりすると、目の病気を引き起こす可能性があります。一般的な眼圧検査では、機械から空気を角膜に吹きかけ、そのへこみ具合から眼圧を測定します。正常な眼圧は10〜20mmHgとされており、これを超えると「高眼圧症」や「緑内障」のリスクが高まります。
眼圧検査を受けるメリット
緑内障の早期発見が可能:眼圧が高いと視神経に負担がかかり、緑内障を引き起こす可能性があります。緑内障は初期には自覚症状がほとんどないため、眼圧検査によって早期に発見することが重要です。
検査が簡便で短時間:眼圧検査は、緑内障や高眼圧症などの目の病気を早期に発見するために非常に重要な検査です。空気を目に吹きかけるだけの非接触型検査が主流で、痛みもなく数分で終了します。結果もその場で分かるため、忙しい方でも気軽に受けられます。
眼圧が高かった場合に注意すべき点
定期的な眼科受診を欠かさないこと:眼圧が高い状態は自覚症状がほとんどなく、気づかないまま進行することがあります。定期的な眼科検診を受けることで、視神経の状態や視野の変化を早期に発見できます 。
医師の指示に従った治療を継続すること:眼圧を下げるための点眼薬や、必要に応じてレーザー治療・手術などが行われます。自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従って継続することが重要です 。
眼圧が高いと判断された場合は、放置せずにこれらの注意点を意識して生活することが、緑内障などの進行を防ぐ鍵となります。ご自身の目の状態に合わせて、医師と相談しながら適切な対策を講じてください。
眼圧が高いと疑われる病気は?
緑内障:眼圧が高いと最も懸念されるのが緑内障です。これは視神経が徐々に損傷し、視野が狭くなっていく病気で、進行すると失明のリスクもあります。緑内障にはいくつかのタイプがあります 。
原発開放隅角緑内障:房水の排出路が目詰まりし、眼圧が徐々に上昇するタイプ。
原発閉塞隅角緑内障:隅角が狭くなり、房水の流れが妨げられて急激に眼圧が上昇するタイプ。急性発作を起こすと頭痛・眼痛・吐き気などの症状が現れます。
正常眼圧緑内障:眼圧が正常範囲でも視神経が損傷するタイプ。日本人に多く見られます。
高眼圧症:眼圧が高いものの、視神経や視野に異常がない状態を「高眼圧症」と呼びます。これは病気ではなく「リスク状態」とされ、緑内障に進行する可能性があるため、定期的な経過観察が必要です 。
ステロイド緑内障:ステロイド薬(点眼薬・内服薬など)の長期使用によって眼圧が上昇することがあります。これを「ステロイド緑内障」と呼び、特にステロイドに反応しやすい体質の人(ステロイドレスポンダー)は注意が必要です 。
その他の関連疾患
眼圧が高い状態は、以下のような疾患とも関連する可能性があります 。
糖尿病性網膜症:糖尿病による血管障害が眼圧に影響することがあります。
高血圧性網膜症:高血圧が眼球内の血流に影響し、眼圧上昇の要因となることがあります。
眼内炎や外傷後の眼圧上昇:炎症や外傷によって房水の流れが妨げられることがあります。
まとめ
眼圧が高いからといってすぐに病気が確定するわけではありませんが、放置すると視神経にダメージを与え、緑内障などの重篤な疾患に進行する可能性があります。定期的な眼科検診と医師の指導のもとでの管理が重要です。
眼圧検査は、緑内障や高眼圧症などの目の病気を早期に発見するために非常に重要な検査です。検査自体は簡単で痛みもなく、定期的に受けることで目の健康を守ることができます。特に40歳以上の方は、自覚症状がなくても年に1回の眼科検診で眼圧検査を受けることが推奨されています。
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