なぜ検査が必要なの?定期検査の重要性とは?【Menicon Miru広島駅前店】
2023.03.26
広島駅から徒歩圏内にありますコンタクトレンズショップのMenicon Miru 広島駅前店でございます。
コンタクトレンズ検査について問い合わせをいただくことがあります。
・レンズの検査&受け取りが面倒なので郵送してほしい!
・検査が必要って言われても何も問題ないし...
・そもそもメルスプランって意味あるの?
・ネット通販の方が金額が安い!
・カラーレンズはオシャレ!着けたいものは自分で決めたい!
今回はこのようなお声にお答えしまして、改めて定期検査の必要性をお伝えしたいと思います。
・高度管理医療機器とは?
副作用や機器の機能に障害が生じた場合に生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあるため、適正な管理が必要な医療機器。
薬機法に基づく医療機器のクラス分類でクラスⅢ・Ⅳに分類。
コンタクトレンズ・バルーンカテーテル・人工骨・人工透析器(以上、クラスⅢ)、心臓ペースメーカー・人工心臓弁・ステント(以上、クラスⅣ)など。
コンタクトレンズは法律で定められた立派な医療機器なんですね。
本来、高度管理医療機器は専門家が取り扱うものです。
素人が自己判断で誤った使用方法で何が起こるのか、想像に難くはないでしょう。
角膜血管新生
【症状】慢性的な角膜の酸素不足により、もともと血管のない角膜にも血管が生まれます。
巨大乳頭結膜炎
【症状】特にタンパク質が抗原となって上眼瞼結膜に巨大な乳頭が増殖します。1か月ははコンタクトレンズ装用不可に。
角膜浸潤
【症状】角膜に傷が生じて角膜上皮及び角膜実質まで炎症。角膜上皮下を中心に混濁している状態です。さらに悪化すると局所の角膜上皮が欠損して、角膜潰瘍に至るリスクがあります。
今、ご紹介しましたこれらの目のトラブルの主な原因は...
・レンズの長時間装用
・就寝時もコンタクトレンズをつけたまま
・連続装用(日を跨いで装用する)
・レンズのケアを怠る
・使用期限切れのものを長く使い続ける
また、コンタクトレンズには目との相性によって上手くマッチしないケースがあります。合わないレンズを使い続けると目を傷つけるリスクも生まれてきます。
これらの眼障害は正しいコンタクトレンズの扱いを実践していれば防げる可能性が非常に高いのです。
コンタクトレンズを初めて装用する方はもちろんのこと、今装用していて何もない方でも、コンタクトレンズを装用している以上は常に眼障害のリスクや健康に関わってきます。
そのため正しい知識の習得や眼科医の判断のもと定期検査が必要になってくるのです。
カラーコンタクトレンズやサークルレンズも例外ではありません。
オシャレ用レンズだからと言っても目の中に直接入れるコンタクトレンズに変わりはないのです。それが度なしのレンズであっても正しい知識の習得や眼科医のもと定期的な検査が必要になります。
まだ、検査を受けたことがない方やこれからコンタクトレンズを装用しようという方は是非とも検査を受けてください。
万一のトラブル時には新しいコンタクトレンズと交換。
コンタクトレンズは、使っている間に汚れやキズが付いたり破損してしまうことがあります。
メルスプランでは常にいい状態でコンタクトを使用できるので、無理に使用した時の眼障害のリスクを抑えることができます。
使い捨てタイプは使用期間にかかわらず、お手元の新品レンズに交換をお願いします。